家づくりを進めていき

両親は、「お前の気がすむまで検討した方が良い」と、しぶしぶですが納得てくれました。
岩宗:ご両親はよく納得してくれましたね。近居に対して、ご両親の希望はお聞きしたのですか?
伊藤:はい。両親の条件は、夫々の家が歩いて5分までで、子供が一人で行き来しても安全な地域であることの2点でした。
私が考える近居の選択肢は、3つでした。
0%家を売って、我々の賃貸マンションの近くに分譲マンションを買う。
②実家を売って、我々と同じマンションに両親も部屋を借りる。
③実家を売らずに、我々と同じマンションに部屋を借りて、実家は貸す。
両親に3つの選択肢から選んで貰って、実家を売ってマンションを買う方向に決まりました。
岩宗:それで、物件は見つかったのですか?
伊藤:子供の安全を考慮すると、同じマンションに住むことがベストだと考えて、分譲マンションで賃貸部分もあるマンションを探してみました。
1LDKならば、予算内なのですが、両親は最低でも70m2で2LDK。それぐらいでないと今の家具も収まらないと、言って首を縦に振りません。

我々にとって都合のよい、駅徒歩圏の新築マンションは4,000万円台になってしまうので、新築はあきらめて中古マンションを探すことにしたのです。



家の様子や農作業用具なども展示されて
自宅の売却で手にできる1,700万円と自己資金の1,000万円で融資を組まずに買うことが出来る中古マンションの物件は、新築マンションを見た後では見劣りしてしまいますね。
価格も間取りも気に入って、リフォームの見積もりをお願いしたら予算オーバーで、購入をあきらめた事もありました。
結局マンションを買って近居するという計画も断念しました。
実家の近くにアパートを借りる岩宗:完全に振り出しに戻ったのですか?
伊藤:はい。両親は「我々は、家をバリアフリーにリフォームするので、お前たちは近くに引っ越してきてくれないか?」実家は、駅までバス便ですから、同じ地域にはファミリー向けアパートが沢山ありますから、物件探しは簡単そうです。
と、言ってくれました。

内側に耐火ボードと断熱材施工

家を買う時に注意が必要不便な地域ですので、家賃も駐車料金も駅徒歩圏と比べると、割安で経済的には助かるのですが、私も妻も30分ぐらいは、今よりも余計にかかることを覚悟しなければなりません。
現在の住まいは、駅徒歩圏で何をするにも便利なのです。
それが、駅からバス便になるわけです。実家の建て替えで持家なら納得できますが。
不便な場所の賃貸アパートに引っ越すとなると、即決は出来ませんでした。
通勤時間が長くなるのが問題でした。
土地のリースって何?
岩宗:どうすることになったのですか?
伊藤:このチラシに出会わなければ、実家の近くにアパートを借りていたでしょうね。
実は、休日の朝の新聞折り込みで「土地のリースで家を建てませんか?」というこのチラシを目にしました。
土地のリースって何?という疑問を感じながら私達夫婦は説明会に参加しました。
業者さんに聞いてみると、土地のリースとは、50年間土地を借りて家を建てるという事。
しました。
しかし、私達夫婦は、引き続き残って話を聞くことにしたのです。
土地の面積は70坪で建物はフリープラン。保証金600万円と月々地代3万円。
大規模修繕のための間取り図を書く

家を相続する場合親地代は払い続けるが自分の物にはならない。
という説明を聞き、参加者の多くは、所有権でなければ興味ないと、会場を後に土地の場所は、購入予定だった分譲地と同じ地域で、場所としては問題ありませんでした。
保証金についても説明を受け、アパートを借りる時の敷金と同じという事で納得できましたし、土地をリース出来る期間が終了したら家を壊して土地を返すのがルール。
という業者の説明も合理的だと感じましたね。

融資は、住宅支援機構旧住宅金融公庫のフラット35を借りることが出来るという事。
学習済みでしたので、好感が持てました。
フラット35については、全期間固定型、低金利、ローンを借りる時の保証料なども不要と、借りる側のメリットについて既にそして、途中で建物とリース期間の残りの期間を売る事も出来る事。
建物を貸すことも可能と聞いて、益々、安心できたのです。
決め手は期間内解約フリー。50年の期間内は、建物を壊して更地にして土地を地主さんに返せば、リース契約を解除できるというものです。
勿論、その後の地代は支払う必要がなくなるという事でした。
50年というと長い期間となりますから、家が不要になることも考えられます。家を使ってないのに地代だけを払い続けるといった負担を、子供たちに掛けたくないという思いもあります。
そして、自分たちが高齢になって施設に入所した場合も考えておく必要があります。

大手メーカーなんだ

家を使う必要がなくなったら、解体してリース契約を解除が出来るオプションは、我々の不安に充分答えてくれました。
それに、リース契約を解除すると、前述の保証金600万円が返して貰えることになることも魅力と感じました。
チョット残った不安は、建物を地元の菊地工務店で建てなければならないという条件が付いていたことでした。
住宅メーカー好きの妻は、特に心配していました。
建築コストがバカ高いとか?
アフターサービスもないなんて事も心配しました。
※土地のリースで契約する場合は一般定期借地権設定契約です。
一般定期借地権とは「貸した土地が必ず戻り、期間満了時の立退料も必要なくなり、地主が安心して土地を貸すことができる」という事で、注目をされ、般定期借地権は、平成4年8月1日に新しい借地借家法が施行され誕生しました。
多くの活用がされています。
このことを実現するために、法律は次の3つの特約を認めました。
①契約の更新がない般定期借地権は、旧法借地と違い契約の更新は一切なく、確実に契約関係が終了します。
間取りをチェックするわけから家族

住まいの都けれど

施工会社に仕事を任せたい②建替による借地期間の延長がない旧法借地では、借地人が契約期間の途中で建物を建替えた場合、借地期間が建替えた時点から再度リセットされて契約期間が伸びてしまうという問題がありましたが、一般定期借地権は、契約期間中に建替えがあっ
岩宗:そうですよね。土地のリースは借地権です。年配者の中には、借地は地主と借地人が争っているというマイナスのイメージを持っている方もいます。
んは仲が良いですよ。と、お話しても信じてもらえない場合が多いです。
伊藤:両親に分かって貰うまで、頑張りぬくと決意しました。
そういう方に、土地のリースで家を建てたユーザーと地主さ合理的な考え方をする父は、説明すれば分かってくれるけど、母の説得には時間がかかるだろうと考えていました。
まず、工事見積もりについてですが補助金と給付金を全て利用した場合に、我が家で用意する予算は3,300万円見積もりには、付帯設備も入っているのです。私の率直な感想は、「安いけど大丈夫か?」でした。
希望を沢山盛り込みましたので建物の床面積は50坪。
妻の予想では4,000万円でしたので、3,300万円の見積もりには驚きましたよ。
「安いけど大丈夫か?」と。後で聞いたら、妻も同じことを心でつぶやいたそうです。
(税込)。
総予算は、土地のリースの保証金600万円と建築費用あわせて3,900万円。